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ヒューマン・ライツ・ウォッチや他グループによるアドボカシーに応える形で、コートジボワールのローラン・バグボ大統領は、過激な親政府系学生グループに対し、「今後全ての暴力や犯罪並びにマフィア的行為から手を引くよう」公に求めました。政府はこれまで、学生グループであるコートジボワール学生連盟(Fédération Estudiantine et Scolaire de Côte d'Ivoire, FESCI)に対してこうした要求をしていませんでした。ヒューマン・ライツ・ウォッチが同グループに関する報告書を発表した後、学生連盟は、ヒューマン・ライツ・ウォッチの提言/勧告に従い、人権のためのコートジボワール連盟(Ivorian League for Human Rights、LIDHO)が運営する大学キャンパスにおける市民教育及び非暴力教育を行う大学センターたる「大学の権利及び自由ウォッチ」の平和構築活動へ参画しはじめました。2002年のクーデター未遂事件でコートジボワールが政治的・軍事的危機に陥いって以来、コートジボワール学生連盟のメンバーは、学生グループや与党コートジボワール人民党に反対していると疑われた人びとに対し、数多くの脅迫、殺人、暴行、レイプ、強奪を行っていました。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、コートジボワール学生連盟が犯した政治的暴力や犯罪に対し、コートジボワール政府が捜査、訴追、処罰を怠り続けてきた事実を克明に記録しました。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、同国政府に対し、コートジボワール学生連盟やその他の親政府系組織が犯した犯罪行為に対し法の裁きを与えるよう引き続き働きかけています。大統領の先般の発言は、私たちの働きかけを後押しする前進といえます

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