ヒューマン・ライツ・ウォッチは、ヨーロッパ議会、ベルギー上院、そして自由主義インターナショナルが、ジョグジャカルタ原則への支持と適用を表明することを実現しました。これは、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダー (LGBT)の人びとの権利の前進です。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、これらの組織に、LGBTの権利についての決議を作成し提供していました。
ジョグジャカルタ原則は、2006年11月、インドネシアのジョグジャカルタで開催された国際法専門家の会議で採択されました。世界中の数百万人のLGBTの人びとに対し、性的指向や性自認を理由とした系統的なハラスメントや虐待が行われていることに対処するため、この原則は採択されました。 ジョグジャカルタ原則は、世界中で蔓延するLGBTの人びとに対する暴力や虐待、そして差別問題に終止符を打つため、各国政府や国連機関が守るべき基準や行うべき施策を定めています。
