パキスタンで、人権保護への大きな前進が見られました。パキスタンは、4月17日、経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約(国際人権A 規約)を批准し、市民的および政治的権利に関する国際規約(国際人権B 規約)並びに拷問等禁止条約に署名しました。ヒューマン・ライツ・ウォッチその他の人権団体は、先般の同国での選挙の際、現与党であるパキスタン人民党に対し、国連の諸条約の締約国となるよう強く求めました。これらの条約の批准・署名は、パキスタン人民党が政権与党になって最初にとった措置のひとつです。この動きは、パキスタンの人びとの権利を確保するための新たなコミットメントのあらわれといえます。
|
インパクト
パキスタン - 主要な人権条約を批准・署名
Make Your Gift Go Even Further
Make your year-end gift today and it will be multiplied to power Human Rights Watch’s investigations and advocacy as we head into 2026. Our exclusive match is only available until December 31.
人気の記事
-
2015年 6月 9日
バングラデシュ:児童婚で傷つけられた少女たち
-
2019年 3月 21日
ミャンマー:中国に「花嫁」として売られる成人女性・少女たち
-
2024年 7月 17日
10月7日のハマスらによる人道に対する罪と戦争犯罪
-
2024年 9月 2日
「焼かれるような苦しみ」ウイグル人への中国政府の人権侵害、日本は国連で議論の主導を
-
2016年 9月 8日
ネパール:児童婚で脅かされる少女たちの未来