2024年に起きた出来事は、きわめて陰鬱な時代であってもたじろがず、抑圧にあらがい、進歩を求める勇気を示す人びとがいることを示してくれたと、ヒューマン・ライツ・ウォッチのティラナ・ハッサン代表は『世界人権年鑑2025』の刊行を記念して本日述べました。 権威主義と抑圧が強まり、武力紛争が激しくなっているからこそ、各国政府にはこれまで以上に厳格かつ緊急に普遍的人権を尊重して擁護することが、また市民社会には政府に責任を果たさせるべく揺るぎない姿勢を貫くことが求められています。