ヒューマン・ライツ・ウォッチとは

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、非営利の国際人権組織(非政府組織、NGO)で、世界各地に約280名のスタッフを有しています。スタッフは、地域専門家や法律家、ジャーナリスト、学者などの人権の専門家で、多国籍で多様なバックグランドを持っています。  ヒューマン・ライツ・ウォッチは、1978年に設立されました。世界各地の他の人権団体と協力しながら、正確な事実調査を行い、公正で客観的な事実を報告し、メディアを効果的に利用しながら戦略的なターゲット アドボカシー(ロビイング / 政策提言)を進めてきたことで、高い評価を受けてきました。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、世界約90か国の人権状況について、報告書やブリーフィングペーパーを毎年100本以上発表しています。こうした情報は、世界各地の現地メディアや国際メディアに広く取り上げられています。  ヒューマン・ライツ・ウォッチは、メディアによって報道されることで生まれる影響力を効果的に利用して、各国政府や国連、アフリカ連合(AU)や欧州連合(EU)などの地域組織、金融機関、企業などと面会し、人権と正義を尊重する政策と実務が世界中で実現されるよう、協議を行なっています。