あなたにできること

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチの「2010年までに2100」キャンペーンは、軍事政権が計画中の2010年選挙の前に、政治囚2,100人の釈放を実現するためのキャンペーンです。世界中の人々は、信念と勇気を持って立ち上がったために囚われている人々に支援を表明し関心を絶やさないでいることで、人びとの釈放の実現に貢献することができるのです。これを読んでいるあなたが自分の住む国でこうした情報を広めることは、あなたの国の政治家に訴えかけ、政策に影響を与えます。こうした取り組みに参加する方法は以下をご覧ください。

  • 自分が支援する政治囚を一人決めて、ビルマで投獄されている人々を個人として意識してみてはどうでしょうか。たとえばこんなふうに。
  • お笑いタレントや俳優に対して、ビルマで投獄されているお笑い芸人のザーガナ氏を称えるジョークや寸劇を作ってくださいと要請する。
  • 労働組合に対して、ビルマ国内の活動家、とくにスースーヌウェ氏のような労働運動家が置かれている過酷な状況を多くの人に知らせるような活動もしてほしいと要請する。
  • 宗教団体に対して、宗教儀式や行事などで、ビルマ国内で投獄されているガンビラ師のような僧侶や尼僧の窮状について触れるよう要請する。
  • 高校や大学の学生団体に対して、ビルマの政治囚、とくにミンコーナイン氏のような元学生指導者についての関心を広めるイベントを企画するよう要請する。
  • 地方議員や国会議員にビルマの政治囚の現状を知らせましょう。ビルマ軍政を支持する中国やロシア、インドなどの政府当局者や主要政治家たちに対し、手紙や電子メール、嘆願書を書きましょう。ビルマの全政治囚の釈放を求めてほしいと訴えましょう。
  • 潘基文国連事務総長に手紙を送り、ビルマ軍政に対して、全政治囚を釈放するよう強く働きかけてほしい、と求めましょう。
  • 新聞のオピニオン欄に投稿し、ビルマの政治囚の窮状を訴えましょう。
  • また地元のラジオ局に対して、ザーガナ氏やスースーヌウェ氏、ガンビラ師、ミンコーナイン氏ら政治囚一人ひとりの過酷な現状を取り上げてください、と求めましょう。
  • ビルマの情報を広めることで、ビルマの人権状況の改善をサポートしましょう。AVAAZ、Twitter、Facebookなどのオンライン・ネットワーキング・メディアを使い、ネットワークを広げ、インターネットを使ったアクティヴィズムを利用してみましょう。
  • 地元のイベントなどで、ビルマには表現の自由がないことを取り上げ、平和的な活動を理由に投獄されている人々の窮状を他の人にも知ってもらいましょう。
  • ビルマの状況がわかる冊子を配りましょう(ヒューマン・ライツ・ウォッチ作成の冊子など)
  • ビルマ政治囚支援協会(AAPPB)など、政治囚の家族を支援する組織に寄付すれば、政治囚の家族を支援できます。AAPPBなどの組織は、政治囚の家族数千人に食料や住宅、教育の機会を提供しています。また、ヒューマン・ライツ・ウォッチに寄付していただければ、ビルマの政治囚の窮状についての調査を資金面から援助することになります。
  • そしてもちろん欠かせないことは、皆さん自身が情報を知ることです!そして、また周りの人たち(ほんの数人でも構いません)にも伝えてください。

> >ビルマの政治囚の釈放を求めるオンライン署名はここをクリックしてください

> >ビルマの人権状況に関する詳しい情報を知るにはここをクリックしてください。

 

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