弾圧の実態

ビルマ2007年民主化蜂起を封じ込める軍事政権

2007年の民主化蜂起の際に、政府による暴力的な鎮圧行動で殺害、あるいは拘禁された僧侶やその他平和的抗議活動家の実際数は、政府が認めたものよりもはるかに多い。この時以来ビルマの軍事政権は、反政府リーダーを夜間の一斉捜査で捕らえ、僧侶から聖位を剥奪するなど、反体制派を余すことなく脅かす独裁主義に徹してきた。 本報告書(全140ページ)は、ビルマとタイにおける目撃証人からの100を超える聞き取り調査に基づいている。2007年の8月と9月に起きた一連のできごとに関し、最も包括的かつ詳細な報告書。