(ニューヨーク)-ヒューマン・ライツ・ウォッチは、2018年12月10日の世界人権デーに、世界人権宣言70周年を記念して世界30ヶ所の有名な建造物が青くライトアップされる、と発表しました。ニューヨークからベイルート、サンティアゴからシドニーに至るまで、この世界規模のライトアップは、世界人権宣言およびヒューマン・ライツ・ウォッチが日々守ろうとしている人間の尊厳の基本原則の重要性を訴えかけます。

「今は世界の人権が試されている時です。独裁者や人権を抑圧する権力者がメディアの見出しをさらっている一方、世界中で人々の抵抗運動が巻き起こっています」とヒューマン・ライツ・ウォッチ代表のケネス・ロスは述べます。「我々は、人権とそれを支える真実、尊厳、正義の原則を守る、新たな動きの中心的な役割を果たせていることを誇りに思っています。」

毎年12月10日、世界中の国々が、1948年に採択された世界人権宣言を祝います。この画期的な宣言は、生存と自由に対する譲ることのできない権利、奴隷や拷問の禁止、思想や表現、宗教の自由、働く権利や教育を受ける権利など、すべての人々の人権が差別されることなく平等に守られるよう、その他多くの権利を保護しています。

ヒューマン・ライツ・ウォッチが本部を構える、ニューヨークの世界的に有名なエンパイアステートビルディングでは、2013年以来、国際人権デーを記念して、ヒューマン・ライツ・ウォッチのシンボルカラーである青のライトアップが行われてきました。今年は、下記の有名な建造物が青く輝きます:

  • 3Dトロントサイン、トロント(カナダ)
  •   BCプレイススタジアム、バンクーバー(カナダ)
  • ベイルート国立博物館、ベイルート(レバノン)
  • ブリュッセル市役所、ブリュッセル(ベルギー)
  • CNタワー、トロント(カナダ)
  • デンマーク外務省、コペンハーゲン(デンマーク)
  • エンパイアステートビルディング、ニューヨーク(米国)
  • フリンダースストリート駅、メルボルン(オーストラリア)
  • グラントーレ・サンティアゴ、サンティアゴ(チリ)
  • グラン・プラス、ブリュッセル(ベルギー)
  • インターナショナルタワーズ、バランガルー、シドニー(オーストラリア)
  • ジェット・ドウ、ジュネーブ(スイス)
  • ジョンハンコックセンター、シカゴ(米国)
  • 外務省、ドーハ(カタール)
  •  内務省、ドーハ(カタール)
  • モントリオールタワー、モントリオール(カナダ)
  • イスラム美術博物館、ドーハ(カタール)
  • パウロ協会、フランクフルト(ドイツ)
  • 平和宮、ハーグ(オランダ)
  • カタール財団本部、ドーハ(カタール)
  • サンフランシスコ市庁舎、サンフランシスコ(米国)
  • シェラトン・グランド・ドーハ・リゾート&コンベンションホテル、ドーハ(カタール)
  • サマセット・ハウス、ロンドン(イギリス)
  • ニューサウスウェールズ州立図書館、シドニー(オーストラリア)
  • キャピタル・ホイール、ワシントンDC(米国)
  • コカ・コーラ・ロンドン・アイ、ロンドン(イギリス)
  • フリーダムタワー、マイアミ(米国)
  • トールウッドフェスティバル、ミュンヘン(ドイツ)
  •  バンクーバーコンベンションセンター、バンクーバー(カナダ)

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、1978年に設立された非営利の国際人権NGOです。世界各地の人権団体と協力しながら、客観的かつ徹底した調査、公正で中立な報告、戦略的なターゲットアドボカシー(政策提言)を行っています。全世界で480人のスタッフを擁し、世界各地の人権侵害の解決に向けて活動しています。人権侵害を綿密に調査し、事実を広く知らせ、人権を改善するための政策提言をし、人権を抑圧するものを正義に導きます。ヒューマン・ライツ・ウォッチは政府機関から一切の助成金を受けていません。

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、新しいテクノロジーと革新的なアドボカシーを綿密な現地調査に組み合わせることによって、40年以上にわたり、世界の最前線で、人権尊重の促進に貢献してきました。

「これらの象徴的な建物がライトアップされることは、人権保護を導く自由と尊厳の価値が、これからも明るく輝き続けていく、何よりの証です」とロスは言います。「こうした動きは、この暗い時代にあっても、人権、民主主義、そして法の支配を支持し、守ろうとする人たちが、闘う価値のある重要な戦いを勝ち取っていることを私たちに思い出させ、更なるアクションを後押ししてくれます。」