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  • 活動家や、軍政支配に批判的な人々には、決まって長期刑が宣告されています。
  • 現在ビルマには2,100人以上の政治囚がおり、その人数は2007年前半の倍以上となっています。
  • ビルマ国内には政治活動家を収容する43カ所の刑務所と、囚人に重労働を強制する50カ所以上の労働収容所があります。
  • 2008年後半以降、非公開法廷または刑務所内法廷で、政治家、人権活動家、労働運動家、芸能人、アーティスト、ジャーナリスト、ブロガーや仏教僧、尼僧など300人以上の活動家に長期刑が宣告されています。100年を超える刑を宣告された人もいます。
  • 活動家の多くは、自由な表現や平和的な抗議行動、組織の結成などを犯罪とする時代遅れのビルマ刑法に基づいて起訴されています。
  • 2008年後半以降の一連の判決は、2007年8月から9月の平和的な抗議行動に対する暴力的な弾圧と同時に始まった大規模な取締りに続く、弾圧の第二段階と位置づけられます。当局は、2007年の抗議行動の期間中と直後にラングーンなど都市部で大規模な家宅捜索を行い、また2007年後半から2008年にかけても同様の家宅捜索を行い、行動に関わった活動家の多くを逮捕しました。
  • ビルマで最も有名なお笑い芸人のザーガナ氏ら、20人以上の著名な活動家とジャーナリストが逮捕されています。2008年5月にビルマを襲ったサイクロン「ナルギス」の被災者を助けるための人道支援の実施に対して軍事政権が設けた様々な障害について公に発言したことが逮捕理由となっています。

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