ピーター・ブッカー

緊急対応部門 ディレクター

ヒューマン・ライツ・ウォッチ「緊急対応部門」の創設者でディレクター。専門は戦争法及び人道危機対応。戦争など危機に少数精鋭で即応する「緊急対応部門」を指揮する責任者である。

リビア、シリア、エジプト、レバノン、コソボ、チェチェン、アフガニスタン、イラク、イスラエル、マケドニア、インドネシア、ウガンダ、シエラレオネなど多くの紛争地への事実調査ミッションのベテランである。ブッカー氏の近年の活動は、2011年のリビア、シリア、エジプトのアラブの春における市民の弾圧事件、ギニアにおける2009年9月28日のスタジアムにおける虐殺事件、2006年イスラエルとヒズボラ間の紛争、2005年ウズベキスタンのアンディジャンにおける数百人の抗議者たちへの虐殺事件など。アメリカ上院、欧州評議会、旧ユーゴ国際犯罪法廷(ICTY)などで戦争犯罪について専門家として証言を行っている。CNN、BBC、アルジャジーラなどに頻繁に登場するほか、ワシントン・ポスト紙、ガーディアン紙、フォーリン・ポリシー誌など記事掲載多数。スタンフォード大学ロースクール卒業。ベルギー国籍。